14 Feb 2014

愛, Love, Amour...





2杯目のワインがそろそろ回り始める頃、
壁にかけた時計の針が
いつもより少し物憂げに時を打っている。

今夜は“愛”について語りましょう。

特にこの日本において、
2/14のValentine's Day
男女間の、あるいは‘恋’を伴う二人の間の
”を祝福する日だから。


0時を過ぎた。
さて、“愛”について少しだけ考える時間。

語り尽くされた愛の定義なんかに興味はない。
その先の、行動。
そう、愛のある行動とは・・?

*

‘恋’は一人で芽生えるけれど、
‘愛’は育てるもの。
植物のようにちゃんと水をやったり、
光を当ててやらないと
弱ってしまう。

学生時代の友人との会話を思い出す。

‘恋’を伴うふたりの間の出来事。
理性を超えて始まるロマンスは
いつでも奇跡的で心が躍るけれど、
それは時と共に超現実的な人間関係と変化していく。

追い風の時はいつだってしあわせ。
ふたり同じ未来に向かって歩いている。

問題は来る向かい風。
仕事に勉強、家族関係に金銭問題、その他云々。
愛情以外のそんな問題が忍び込んだとき、
あなたはどうする?

その状況を主観的に受けとめて
自己の感情に率直に従うか?
それとも、
冷静さを保って客観的に
ふたりにとっての最善の回答を導きだすか?
そう、頭をフル回転させて!

ふたりの選択がイコールであれば万事解決。
でもそう行かないことがしばしばで。。
最終的に、
‘I’で考えるか、‘We’で考えるか
そこがキー。

“愛”との向き合い方は人それぞれ。

愛の為に
しがみつく人、
手放す人、
走り去る人、
留まる人、
戦う人、
諦める人、
忘れる人、
追い求める人、
待つ人、
そして探す人。

それらにどれも不正解はないような気がして。。
全ては選択の中に答えがあり、
その受け止め方の先にふたりの未来がある。

相手のことも自分のこともどちらも大事。
大事に思えば思うほど、悩むのは当然で
大事さ故に、その壁は厚いのかも。

けれどそんな時こそ、
相手の為にどれほど自分が身を引けるか?
それも、至ってカジュアルな体で。。
自分の苦しみを他所にして
相手にいかに負担をかけないように。

ここが人としての品格
そして愛情の深さが問われるところ。。かな?

だけど実際は、
頭では分かってはいることも
欲や感情がある限りこれは本当に至難の業!
もう、これは修行としか思えないこともあったり。

ただ、そんな行為が自分の中の“愛”を強くしていく。
やさしさと思いやりに満ちた
健やかな“愛”に変わっていく。

自分の中の“愛”を発展させること。
それが大事。

*

人は流れの中に生きている。
その心模様もだって変化していく。

だから常に柔軟な姿勢で
どんな向かい風の中にいようとも
次の風向きの変化を信じて
忍耐強く、
いつでも穏やかな心持ちで。

そうやって自分の中の“愛”の育て方も
たまにはいいんじゃないかな?

結局は、
ふたりが幸せでいること
それが最終的な目的、
そして目標になるように。。



 あぁ、時計の針ももう1時を過ぎてる!

さぁ、この辺で
今日のひとりセッションも一旦お開きにして。
暖かい紅茶を一口飲んだら
大きな“愛”を想像して眠りにつこう。

自分の手元にないけれど
“愛”はもうすでにそこにあるのだから。。。と。

Valentine's Dayはとても素敵な日。
こんな風にいつまでも
時には“愛”を語りましょう。
to be continued…..だな。


- good night -




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