12 Apr 2015

The First Delivery.


「◯◯様、郵便が届いております。」

ポエティークのジュエリーをオーダーしてくれた方々に、
ファーストデリバリー。

新しく何かを始める自分へ、
これまで頑張った自分へ、
何かを新しい風を呼び寄せたい自分へ、

頂いたオーダーの向こう側にあるそれぞれの美しい願い。

本当のジュエリーの価値は、お金でもなく目に見えるものでもなく
その人との繋がりから初めて生まれるもの。
こうやってわざわざオーダーして頂いた理由を聞くと、
ジュエリーと人との関係性はとても個人的で
ハートから生まれるのものだと改めて思う。

始まりにも終わりにも、過ぎ去った昔にもこれからやってくる未来にも
一生のうちのどの地点においてでも、
人はモノを介して自分の思いを宿すことがあるけれど、
ジュエリーはそれを受けとる一つの器のような、
それも美しくその人の一番近いところで存在する特別なモノ。

一言で“ジュエリー”と言ってもそのカテゴリーはとても多様化していて
ファッション、アート、プロダクトなど様々な分野で存在する。

そんな中でポエティークのジュエリーは、
常に人が持つ温もりの部分に寄り添ったものでありたい。

完璧に磨き上げたものでもなく、
どこか呼吸が感じられる仕上がりがいい。
それにある程度の厚み、心地が良いもの。
繊細過ぎるのも、今ではどこか不自然であまり惹かれない。


今回のデビューコレクション“Rose"
きっと始めにバラの花をイメージする方も多いと思うけれど、
実はその名の背景にあるのは、“ローズ”という名のある女性像。

彼女は、ある館で働くメイドのひとり。
ベテランの彼女の仕事振りは常に完璧そのもの。

綺麗に整えられたベッド。
皺一つなくたたまれた洗濯物。
テキパキと仕事をこなす彼女に出来ないことなんてないみたい。
自分に厳しく真面目な彼女はいつでもみんなの頼れる女性。

ある日、そんな彼女のプライベートの部屋にお邪魔して目にしたもの。

それは、“ローズ”という女性としてのもう一つの顔。

扉を開けて拡がっていたその世界は・・・

アンティークの家具に壁に掛けられた沢山の絵画。
寝室から流れるオペラの調べに、積み上げられた詩集の数々。
香しいオールドローズが窓際に慎ましやかに飾られて、
まるでそこは18世紀のフランスにタイムスリップしたよう。
とてもロマンティックで女性的で。。

ムードと優しさが拡がる彼女の部屋に招かれて、
人は何か魔法がかかったように幸せになる。

「日曜日の夕方にはこうやってダージリンティーを入れて、
植物についての本を読むの。」

って、シルクのローブを羽織り1人ソファーに寝そべる彼女。

夕日に照らされたその横顔が少しピンクがかって見える。

まるで別人みたい!
普段は見えないローズのもう一つの世界。

彼女は仕事も愛しているけれど、人生はそれだけではないってことを
本当に良く知っている大人の女性。


彼女の大きなハートはいつでもオープンで、
まさにバラの花のように大きな自信に満ちている。
それは彼女の純粋さと気品からやってくるもの。

女性の二面性。
それは誰もがきっと持っている。

女性は感情的だって言われるけれど、
その奥でとても冷静な目でそんな自分を見ていたり。
感情のコントロールは、もしかして女性の方が得意だったりして。

感情的だからこそ、理性を求めるもの。
繊細だからこそ、大胆さを装うもの。
時に、女性はそうやって無意識にバランスを保とうとしているみたい。
少なくともローズの場合は。。

強さと柔らかさ。
2つの世界を持つことでとれる感情のバランス。
ローズがいつも輝いて見えるのは、
そんな幸せの作り方を心得ているから?

“ローズ”という一人の女性への感嘆と憧れを形にした
ポエティークのデビューコレクション。

尽きる事のない彼女の世界を少しづつ広げていくように、
ローズ・コレクションはシーズンレスにこれからも続いていくはず。
だって、物語はまだまだ始まったばかり!

さて、ローズが想像上の人物か否かはここではまだ秘密に。。

dear Sweet Rose...

 

*只今でしたら都内であれば直接お届けもさせて頂きます。
お気軽にお問い合わせくださいませ。


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